11月, 2011年
無料サイトを使った妹の話
姉「あんた彼氏出来たって?どこで知り合ったの?」
妹「それが…無料出会い系サイトなのよ、お姉ちゃん」
姉「へぇ…いきさつ教えてよ」
妹「うん。最初はあたしも半信半疑だったけど、とりあえず有名な女性雑誌に広告出してるサイトなら安心かなと思って無料サイトに登録してみたの」
姉「反応は早かった?」
妹「うん。結構たくさんメールが来たんだけど、いまいちピンと来る人がいなくて半分あきらめかけてたら、ある日ちょっと気になるメールが来たの」
姉「どんな?」
妹「みんなカッコいいことばかり書いてきて、なんとかデートに持ち込もうという下心がミエミエだったんだけど、その人は『貧乏な僕の趣味は釣りに行って釣った魚を焼いて食べることです』なんて、ちょっと変わった人だなって、興味を抱いたのよ」
姉「たしかに変わってるわね」
妹「でも、その正直なところにかえって純情さを感じて返事を送って、それから何度かメールのやりとりしたら、『今度、僕の釣った魚を一緒に食べませんか』というメールが来て…」
姉「それで一緒に釣りに行ったわけだ。おいしかった?お魚」
妹「おいしかったわよぉ…あたし、釣ったばかりの魚をその場で食べるのって初めてだったけど、あまりのおいしさに感動しちゃった」
姉「ついでに彼のアプローチにも感動したというわけね」
妹「そうね。あんなにいい人が無料出会い系サイトにいるなんて思ってもみなかったわ。あっ、そうだ。来週また釣りに行くからお姉ちゃんも一緒に行ってお魚食べない?」
姉「いや、もうその話だけでごちそうさまよ。
それより、その無料出会い系サイトのことなんだけど…へへへ…私もやってみるからもっとよく教えてくれない?」
下ネタ系は絶対にタブー
恋人や友達を作るためにぜひ出会い系サイトでメールアドレス交換まで行き着きたいと思うのは当然です。
出会い系サイトには様々な人が登録しています。
でも間違いなく言えることはアプローチする際に相手が思わず引いてしまうような内容のメッセージは決して送らないことです。
特に相手が女性の場合、下ネタ系は絶対にタブーです。
また、最初から個人情報に関するような内容についての質問攻めや、スタイル、特に体重やスリーサイズなどは嫌がられます。
そしていくらアドレス交換を目的としているからと言って、いきなりアドレス交換を求めてもまず相手は警戒して嫌がるでしょう。
それよりもまずは自分自身がどのような人間であるかを落ち着いてアピールしてゆきましょう。
例えば、普段はどのような仕事をしているのか、休みの日はどのように過ごしているのか、そしてお相手にはどのようなタイプの人を求めているのかなど、できるだけ率直に書きましょう。
下手に格好をつけてみたり、ウソを書いても、最終的に本当のあなた自身を知られたときにそのギャップで好感度はどうしても下がってしまいます。
真剣に登録しているお相手であれば、すぐにアドレス交換とはいかなくても、恐らくじっくりあなたのことを吟味しているはずです。
ですからあなたもそういったお相手にはぜひじっくりと腰を据えてお付き合いしてみてはいかがでしょうか。
そうすればきっとあなたのことを気に入ったお相手が自ら進んでアドレス交換を持ち出してくるのではないでしょうか。
外の世界で出会うものは一生の宝になることもある。
人は一人で成長できない生き物だ。
言葉を話して一定レベルの生活をし、自分のいる社会の中でいろんなものを学び成長していく。
そこには必ず他人という人間が存在している。
その他人と絡み合うことで、自分だけの考えにとらわれずにコミュニケーションを培う必要も生まれてくる。
最近よく聞くニートは、社会への適応能力が低く、他人とのコミュニケーションが取れないという。
それは自宅という塞がれた空間の中でも生命を維持できる、今の豊かな世の中が生んだ。
インターネットを通じれば家にいながらいろんな知らない人とのコミュニケーションをとることができる。
しかし顔の見えない相手なので、確かにパソコン画面の向こうに生身の人間がいるという感覚が薄れてくるのも事実。
嫌なことがあればすぐにログインしてさようならができてしまう、勝手気ままなコミュニケーションツールでもある。
今まで出会った人が今の自分を創るとしたら、顔の見えない相手とはどうなんだろうか?こんなことを書いたら怒られるかもしれないが、コミュニケーションとは相手の目を見て進めることが一番重要だ。
信頼を得よう、信頼したいと思っているなら尚更なので、ネット上で満足している人は勇気を出して外に出て欲しい。
たとえ嫌なことが起こっても、生身の人間と出会い、触れ合う中でしか知ることのできないものが必ずあるのだから。
一度きりの人生。
外の世界で出会うものは一生の宝になることもある。
